胃がんで22日間入院(45歳男性 政管健保本人)

Aさん 男性 45歳 サラリーマン(政管健保本人)

40代なかぱと働きぎかりのAさんでしたが、かかりつけ医師の内視鏡検査で胃ガンの難いがあると言われました。そして総合病院を紹介され、胃の切除手術を受けることになり、9月12日から22日間入院しました。
Aさんの場合は早期であったこともありリンパ節への転移も無く抗ガン剤の投与も行わなくてすみ、無事に職場に復帰することができました。
手術後10日間は、集中的な治療を必要とすることもあり、希望して個室に入りました。

1)かかった医療費(自己負担だけではなく医療費の総額)

初診料2,500円
指導管理料7,000円
投薬料530円
注射料79,130円
処置料9,880円
手術・麻酔料661,860円
検査料45,470円
画像診断料24,060円
入院料379,210円
小計1,209,640円
入院時食事代41,230円
合計1,250,870円

(平成14年4月現在の診療報酬点数による)

2)医療費の自己負担額

入院月(19日間)1,165,840円×3割=349,750円
(10円未満四捨五入)
2月目( 3日間)43,800×3割=13,140円
(10円未満四捨五入)

ただし入院月は健康保険の高額療養費扱いになるため、入院費の自己負担額は、72,300円+(1,165,840円-241,000円)×0.01=81,548円となります。
これに翌月の13,140円を足した94,688円が2か月分の自己負担額となります。
※入院月については自己負担限度額の81,548円を超える268,202円があとから払い戻されます。

入院時食事代の自己負担額780円×19日=14,820円
(3日間は食事を摂らなかった)
医療費の自己負担合計額94,688円+14,820円=109,508円

3)その他の自己負担額

差額ベッド代10,000円×10日=100,000円
見舞時の家族の交通費・食費46,000円
その他諸雑費(衣類、快気祝いなど)90,000円

Aさんの自己負担合計

2)医療費の自己負担額109,508円
3)その他の自己負担額236,000円
合計345,508円

参考文献:生命保険文化センター「医療保障ガイド」2003年7月作成版


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