老後に対する保障

「今の生活レベルのためには月2万円位は年金で貯めなきゃ」
「おばちゃんも、あー言ってるし、老後のために月々少しづつ貯えておこう。」
初めて「おばちゃん」の言っていることに耳を傾けましたね。良い心がけです(笑)。

老後の生活保障といえば「年金」。年金は、生命保険会社でも、損害保険会社でも、銀行でも販売してます。
ここでは、「生命保険会社ならでは!」の特徴について考えてみましょう。

年金の基本的な考え方は、年金の開始される年齢(=隠居する年齢?)まで掛金を積み立てておいて、年金が開始される年齢になってから)その貯えを取り崩していこうというものです。

冒頭にも申しましたとおり、年金は、生命保険会社でも、損害保険会社でも、銀行でも販売してます。では、生保ならではの特徴はどこにあるのでしょうか?

生保の年金は終身年金
ということです。いつまで続くか判らない人生。年金をもらい始めて10年や15年で終わってしまっては困ります。
まさかその年齢で再就職もないだろうし。
ところで、冒頭の「おばちゃん」、「月2万円位は」って言ってますけど、そんなもんで良いのかな?

はっきり言って全然足りません!
現在の生活レベルと同等のレベルをキープするためには、現在の生活費と同額程度の額を月々貯めていく必要があります。
だって日本人の平均余命、60歳の時点で男性20.75年、女性に至っては25.91年もあるんですよ!これから貯めていく期間の長さと使う長さ。比べてみたら・・・足りないでしょ。月2万円じゃ。

で、絶対不可能な貯蓄のことはしばらく忘れて、微々たる額(えっ?私だけ?)でも貯める事にしましょう。やっぱり生保の年金が一番有利なのかな?

正直言ってどんな方法でも良いと思います。才覚があれば高利回りを追求しましょう。外貨預金も視野に入れて。
えっ?為替リスク? 私たちが老人になる頃には、日本国内でも普通にドルが流通して、ドルでお米が買えるようになってますよ!(きっと・・・)。

その時々最も有利な金融商品で、貯めるだけ貯めておいて、隠居する直前に一時払で生保の年金を買うのも良いアイデアですね。そうすれば、ほら、終身年金。もらえます。


Search