自動車保険の選び方
自動車保険の選び方
形の無い商品
最近では、「損保版ビッグバン」により、どこで加入しても同じ掛金(保険料)であった任意保険が、保険会社によって違ってきています。
しかし、電機製品を購入するときのように、デパート、スーパー、量販店、ディスカウントショップ等、どこが一番安いかを検討し、同じ商品を購入するのとは少し意味が違うかもしれません。
保険の場合は、形の無いものに対しお金を払うものであるため、契約の内容や事故の時のサービス(事故処理)をよくチェックして、比較する必要があるでしょう。
万一の事故が起ったとき
生命保険と損害保険の違いの最も大きな違いは、「保険事故が絶対的か?、あいまいか?」というところにあります。
生命保険の場合は、「死亡」や「入院」によって保険金が支払われますので、支払いに対して議論の余地はほとんど生じません。
しかし損害保険の場合は、「どちらが悪いか」や「過失割合」によって、保険金の支払額が変動してきますので、事故処理の窓口にあたる「人」の裁量により、加入者の万一の場合の安心度が大きく変わってきます。
流行の保険 ~利点と弱点
一例として、最近では一番低価格な「リスク細分型自動車保険」について考えてみましょう。
【利点】
- 30歳以上
- ゴールド免許
- 今まで長年にわたり無事故
- 仕事に使わず土日のみ使用・・・
など。言い換えれば保険会社にとって嬉しい、危険度の少ない人の契約は、30~40%安い掛金(保険料)で加入することができます。
【弱点】
上記以外の方は、逆に掛金(保険料)が高くなる可能性がある。
万一の事故の場合の対応が未知数である。
誰に相談すれば良いのか?
電話による四角四面の対応をされるのではないか?
自動車を買い替えたときや、年齢条件を変更するときなど、スムーズに対応してもらえるのか?
これからの時代は、価格とサービスは使い分ける時代です。
事故処理の際に、高度なノウハウの必要な自動車保険こそ、経験豊かなプロの代理店で加入し、誰が請求しても同じ結果になる生命保険は価格重視で検討する。
そんな時代ではないでしょうか?
どこに尋ねる?誰に聞く?
万一の事故処理を考えて、自動車保険はプロにまかせた方が良いことは判った。
じゃ、誰に頼むのか?
「ほけんや・どっと・こむ」では、経験豊かなプロの損害保険代理店と提携しています。
保険会社での勤務時代に、多数の代理店とお付き合いがありましたなかで、経営者、従業員の人柄に優れ、経験もノウハウも豊かな代理店をご紹介することができますので、是非ご相談下さい。
- by 保険屋.com
- at 1999年04月26日