乳がんについて

日本では女性のがんのうち子宮がんは減る傾向にあるのに、乳がんは年々増加を続けています。乳がんの早期発見のためには、医師による触診などを組み合わせた乳がん検診や精密検査が行われていますが、同時に乳房の自己検診を習慣化するよう奨励されています。乳がんは自分で早期発見することも可能だからです。毎月1回自分で乳房のしこりや異常を調べてみるよう、心がけることが必要です。しこりの全てが、がんではありませんが、なにか異常があったら医療機関で調べてもらうことも必要です。乳がんの場合も早期に発見すれば、治療により100%近く治すことができます。

乳がんの危険因子



  • 母親、姉妹たちが乳がんにかかったことのある人
  • 本人が乳腺疾患にかかったことのある人
  • 高年初産、小産である人
  • 子供を一度も産んだことのない人
  • 高たんぱく、高脂肪の食物の摂取が多い、肥満の認められる人

上記の他、独身、高学歴、初潮年齢が早い、閉経年齢が遅い、閉経期以後の女性ホルモン剤の使用などが考えられます。


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