3.保険料の仕組みについて

1.保険料の構成と計算の基礎

普通、保険料は死亡保険料(危険負担分)と生存保険料(貯蓄分)とを含む純保険料と会社の事業費その他に充当される付加保険料とから成り立っています。

保険料の構成

2.自然保険料と平準保険料

<<自然保険料>>

死亡表の示す死亡率を毎年の保険料に直接反映させたものです。
高齢になるにつれ、高額になる不都合があります。

<<平準保険料>>

保険期間を通じて毎回の払込保険料の金額が一定になります。
若年齢のうちは自己の死亡危険に対する以上の保険料を支払うことになりますが、逆に高年齢になると保険料は割安になります。
(注)保険期間が短いほど平準保険料は安くなります。

したがって、これは高年齢に達した際、不足する保険料の部分を低年齢における余剰の保険料部分で補填する考え方に立っています。(上の図で A=B)


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